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バーチャルユーチューバー・VRについて思ったこと

2018/01/02

ちまたではバーチャルユーチューバーなるものが流行っているみたいです。

 

一番有名なのはキズナアイというキャラクター。

日本のユーチューバーランキングでも上位に位置しています。

 

バーチャルユーチューバーについての詳しい説明は他の方にお願いするとして、

先日VRのイベントに行って知り合った方の話を聞いて衝撃を受けたので備忘録として残しておきたいと思います。

 

iPhoneXでもそうですが、現在の技術ではカメラで表情を読み取ることで、自分の感情をアバターに表現させることができます。

つまり今では、自分以外のキャラクターになりきって、キャラクター同士での会話ということができるようになっています。

その方(おじさん)がおっしゃっていたこととして

「自分は昔から美少女として生きることが夢だった。ようやく今その夢が叶うことになった。この現実世界の自分は本物ではなくて、美少女としての自分が本当の自分」

ということをおっしゃっていました。

 

今まで自分以外の他の誰かとして生きる、ということを考えたことがなかったため(誰かを羨むことはありましたが。)、別次元のキャラクターとして生きる、というおじさんの考えは大変な衝撃でした。

 

ただ、よく考えればこれは非常に素晴らしい世界の到来です。

これまではこの現実世界一択しかなかった私たちの人生が、人によって生きる世界を選択することができるようになるのです。

この世界では、お金や容姿、学歴、職業などがいわゆるステータスとされています(もちろん人それぞれではありますが)。

 

しかし中にはそれらを手にすることができなかった人、というのは存在するわけで、そう行った人たちからすればこの現実世界、というのは非常に行きづらい世の中だったわけです。

 

ただ、そう行った人たちにもおそらくそれぞれの得意分野があり、それが活かせる世界であれば高いステータスを持って生きることができます。

 

だからこれからは、必ずしも現実世界で生きる必要はなく、自分の行きたい世界で生きる、活躍できる世界で生きる、という世の中になるのかな、と思うと少しワクワクしてきたわけです。